「今持っている洋服を減らして本当に似合うお洋服だけ残したい」「クローゼットの中身を整理してオシャレで実用的なワードローブを作りたい」などの理由で服を断捨離したいと思っていませんか。
でも、どれぐらい捨てればいいのか、どれぐらいの服を残すべきか、まったく目安がないのでは断捨離が成功なのか失敗なのかよくわからないですよね。
それにオシャレで実用的なワードローブを作るためにはどんなアイテムを残しておいたら良いのでしょう?
この記事ではお洋服の断捨離を計画している女性のために服の適正量や断捨離後のクローゼット作りについてまとめています。ぜひ参考にしてください。
適正な服の枚数は一年通して100枚
女性が持っている服の平均数をご存じですか?
なんと一人200~300着持っているそうです。すごい数ですよね!
うちにはそんな数の服を保管する場所ないわ~と思っている方でも、クローゼットにかかっている服、引き出しに収納している服、衣替えするまで衣装ケースに入れられている服などなど今着ている服も着ていない服も全部引っ張り出してみると、これぐらいになってしまう可能性が十分あります。
さらにもっとびっくりするのは、200~300着の服のうち実際に着ている服は3割ほどだとか。つまり80枚~120枚ほどしか着ていないという実態があるそうです。
こうして考えてみると、所有すべき服の数は少ない人で80枚、多い人で120枚くらいなのかなと思います。
ただ「人間が管理できる服の数は100枚が限度」とも言われますので、できれば所有する服の数は100枚以下に抑えるのがよさそうです。
100枚はあくまでも上限。
オールシーズン30着で過ごしているなんていうミニマリストもいます。
収納スペースや着こなせる量の服かどうかなどを考慮して、断捨離後に残すべき服の数を決めましょう。
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平均すると各シーズン25枚になるけれど
ところで、オールシーズン通して服を100枚残すことにした場合、季節ごとにはどう考えればよいのでしょうか。
単純に考えると、春夏秋冬と季節ごとに分けた場合、「100÷4」で各シーズンの必要アイテム数は25枚となります。
一番シンプルにトップスのインとアウト、スカート、パンツ、ワンピースの5アイテムで考えてみましょう。
- トップス(イン) 5着
- トップス(アウト)5着
- スカート 5着
- パンツ 5着
- ワンピース 5着
各アイテムを5着ずつそろえれば合計25枚になりますね。
ただし、季節によって必要になるアイテム数は若干変わることがあります。
たとえば、冬にはコートやジャケットの他に重ね着用のアイテムが必要になるので、他の季節に比べたら少し多めに必要かもしれません。
また好みによっても多少異なるかもしれません。
人によってはパンツは履かないとか、逆にスカートやワンピースは着ないということもあるかもしれません。
その場合は、自分が必要なアイテムの中で数を調整するとよいでしょう。
ライフスタイルをもとに必要枚数を割り出すと
ライフスタイルによっても必要な服の枚数が異なります。
たとえば、働くママの場合、お仕事に出かける平日とお休みの週末では必要とする服が異なるでしょう。
平日・・・オフィスカジュアルコーデ
休日・・・リラックスコーデ・おしゃれコーデ
オフィスカジュアルコーデは月曜日から金曜日まで5日間毎日着る服。
トップスのインとアウト各5枚とボトムス5枚で合計15枚あれば組み合わせパターンは125通りにもなります。
1シーズン3ヶ月、単純計算で90日と考えでも同じコーデで通勤することはありませんよね。
一方、リラックスコーデやおしゃれコーデは休日だけ出番のあるお洋服。
お子さんが小さい場合は服が汚れることも多いですよね。
着替えを含めてトップス5枚、ボトムス3枚、ワンピース2枚あればワンシーズンを乗り切るのには十分です。
平日・・・15枚
休日・・・10枚
平日に着る服が15枚、休日に着る服が10枚で合計25枚になりました。
適正量がわかったらオシャレなワードローブ作りに挑戦しよう
断捨離して手元に残す服の数がだいたい見えてきました。でも、本当に使えるワードローブは単に数だけの問題ではありません。
大事なのはどれだけ着こなせるかです。
たとえ手持ちの服が1シーズン25枚に減ったとしても、その中にほとんど着ない服や自分に似合わない服があるのでは意味がありません。
そのような場合は、新しくアイテムを買い足す必要も出てくるかもしれません。
断捨離したいのに新しい服を買うだなんて矛盾していると思うかもしれませんね。
でも、ただやみくもに新しいアイテムを買うのではありません。
本当に必要で着回し力があって自分によく似合う服を買い足すのです。
自分によく似合う服の見つけ方
自分に似合う服を見つけるのって大事だけど実際はけっこう難しいですよね。
お金や時間に余裕があれば、いろんなショップを回って研究することもできますが、仕事や家事・育児で忙しい大人の女性にそんな時間はありません。
少しでも効率よく自分の長所を知り、自分の魅力を生かすお洋服を探すのに役立つ方法を3つご紹介します。
- パーソナルカラー・骨格診断を受ける
- クローゼット作りの参考になる本を読む
- プロのスタイリストに選んでもら
パーソナルカラー・骨格診断を受ける
自分に似合う色、自分に似合うデザインスタイルを客観的に診断してもらえます。
ただ、予約が必要なので、場合によってはずっと先になってしまうことも。
また、診断を受ける際にグループで受けるかプライベートで受けるかによって金額も変わってきます。
グループで受けるほうがリーズナブルな金額で受けられますが、一人にかけられる時間は限られてしまいますよね。
かといって、プライベートになるとやはり料金が高くなります。
お金や時間が心配という方は、サイトや本で自己診断することもできますよ。
こちらの本の紙版なら持ち歩けるカラーチップが手に入るのでおすすめです。
クローゼット作りの参考になる本を読む
パーソナルスタイリストが書いたワードローブ作りやクローゼット収納に関する本を読むのもよいです。
たとえば、売れっ子パーソナルスタイリストの杉山律子さん著『クローゼットは3色でいい』は、大人女性が自分の魅力を引き立たせてくれるワードローブ作りの参考になります。
ベーシックアイテムをそろえる際に基準となるアイテムの選び方、大人女性がそろえるべきベーシックカラーの組み合わせを8パターンなど参考になる情報がたくさん。
コーディネートの写真も豊富でとても読みやすい1冊です。
プロのスタイリストに選んでもらう
自分であれこれ調べるのも面倒だし、そもそも服を買いに行く時間もないという方はプロのスタイリストの助けを借りという手もあります。
定額制ファッションレンタルサービスや試着購入サービス「DROBE(ドローブ)」を試してみることをおすすめします。
定額制ファッションレンタルサービスとは、毎月決まった金額でプロのスタイリストがあなたのためにお洋服を選んでくれるサービスです。airCloset(エアークローゼット)やRcawaii(アールカワイイ)といったサービスがあります。
試着購入サービス「DROBE(ドローブ)」はすでに終了してしまったZOZO「おまかせ定期便」のようなシステムで、プロのスタイリストが選んだ服が自宅に届けられ、試着して気に入ったものを購入するというサービスです。
普通の通販と違うのは「プロのスタイリスト」があなたの好みや体形などの特徴をもとにあなたに似合う服を選んでくれるという点。
どのサービスも1ヶ月からお試しできて契約期間の縛りはないので、気軽に試してみると良いと思います。
さいごに
服に限らずモノを減らして整理すると気持ちがいいものですよね。
オシャレで自分が心地よいと思える環境が作れたら毎日が充実すること間違いなしです。